最近何かと話題のふるさと納税ですが、
埼玉県鶴ヶ島市ではふるさと納税へのお礼の記念品でKATOの鉄道模型を渡しているそうです。

居住地以外の自治体に寄付(ふるさと納税)をすると、その土地の特産品がお礼として送られてきます。
鶴ヶ島市にはKATOの埼玉工場があり、その縁でKATO製商品が"地元の特産品"という扱いになっているみたいです。

鶴ヶ島市のホームページを見ると、
NゲージやHOゲージが記念品としてたくさんラインナップされています。
http://www.city.tsurugashima.lg.jp/page/page002546.html

ふるさと納税自体は5千円からできますが、鉄道模型がもらえるのは1万円からとなっています。
なんと50万円を寄付すると特製の完成品レイアウトがもらえるそうです。

ふるさと納税の良いところであり、大事なところがもう一つ。
手続きをすることで、年間で寄付をした金額の2000円を超える金額が、翌年の住民税から控除されてるのです。
一定条件とありますが、収入や家族構成等で変わるのですが、一般的な給与所得者であれば数万円~十数万円ほどまでが控除対象になります。

つまり、ふるさと納税をすることで、実質2000円で鉄道模型がもらえるということになります。

放っておけばどうせ税金として持ってかれてしまうお金を、寄付という形で地方に還元できて、
なおかつ趣味の品物に変えることができるという制度は素晴らしいですね。

実際にお金が返ってくるのは来年になるので、一時的には持ち出しになるわけですが、
どうせ使うお金って考えると全く問題ないですね。


ということで、初めてのふるさと納税をしてみました。

ネットから手続きをして4日ほどで届いたのがこちらの箱。



早速開封してみます。



出てきましたー


関水金属の社長名義でお礼状も同封されています。




とまぁ前段はさておき、まどろっこしいので何を頂いたのか。



箱を開け(写真撮ってない)



じゃん



20,000円の寄付でもらえる「HOゲージ[EF510 500 カシオペア 展示セット]」です。

ちょうど欲しいと思っていた機関車だったのでちょうどよかったです。
EF510はカシオペア塗装が一番かっこいいと思っています。
これにあえて北斗星客車を牽かせるところが個人的に萌えポイントです。

箱には他にもいろいろ入っていました。

展示用に直線線路が1本、KATO2015年度のカタログに、模型店によく置いてあるフライヤーが。

私はカタログは所持してしまっているのですが、これも2000円相当のものですから、
そう考えると今回はEF510を実質0円で手に入れてしまったということになるのですね。


KATOのEF510はHOとしては破格の1万円程度というロープライスで、
最小曲線R370に対応するなど、日本型のHOゲージの可能性を広げてくれました。
欧州並みの手軽さになってくれば、もっと普及して、HO派の私ももっと楽しめるようになりそうですね。

廉価版商品とはいえ、実写を忠実に再現していますし、
ワイパーやジャンパ線などの省略はありますが、まったく気になりません。
HOゲージというスケールとEF510の迫力を十分に体感できる、非常に良い出来栄えだと思います。

これを機に、DCC化やサウンド加工など、今後もいろいろいじっていきたいと考えています。
取り急ぎ、ケースに展示して時間のある時に整備しようと、早速妄想をしています。




私もふるさと納税ができる枠がまだ10万以上あるので、一時拠出の資金に余裕があるときは積極的に検討していきたいと思っています。
とは言え、ラインナップはNゲージが多くて、HOゲージが少ないので、そこは鶴ヶ島市&KATOの皆さんの対応に期待ってところですかね。

鶴ヶ島市のほかに、TOMIXがある栃木県壬生市にも、少しですが鉄道模型の記念品があるようです。




ちなみに、展示用線路として付属していた直線線路は旧製品でした(汗


在庫処分的な意味もあるのかな・・・?

 

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