今回は、ちょっと思いついた悪だくみを。

5年前に購入した機関車であるES 64 F4のOBB仕様をちょっといい感じにプチ改造をしてみようと思います。

 

もう入線して5年になるんですね。。。
運転会や自宅の自動往復運転レイアウトも、常にフル稼働してもらっている当線一番の働き者です。
 

DispolokからOBBにリースされた機関車は5年のリース契約を終えて、返却&次のリース先への模様替えをします。
(実車はどうかって?知らん)
 

取り急ぎ車体側面に描かれているOBBのロゴを消さなければなりません。
OBBやDBて使われている赤色『Traffic Red』はそのまま残そうと思います。
 

そうなると、この交通赤色の塗料を調達しなければなりません。

近くに模型店に実機を持って足を運び、近い色を探しましたが、さっぱりわかりませんでした。

 

グリーンマックスなどである"赤色○○号"みたいな決まった色があるのかなぁとも思い調べてみたのですが、
結局どれを選べばいいのか分からず、その日は帰宅。


本職であるAkiraさんのお力を借りようとご相談させていただきました。

調べていただいた情報で恐縮ですが、
欧州のカラーはRALという色票で規格化されて、日本とは規格が違うそうです。
GunzeのH23がTraffic Redに近い色ということです。

このH23を頼りに、再度模型店へ。

 

そしてたくさん塗料が並ぶ中から見つけました。



 H-23の番号を持つ"シャインレッド" の塗料です。
グンゼではないのですが、MR HOBBYブランドなのでどこの模型店でも手に入るのではないでしょうか。

Amazonでも取り扱いがあったので、リンクも貼っておきますね



ではさっそく、色はいい感じになるのでしょうか?
特に今回は本場欧州で既に塗られている箇所に上塗りをするわけですから、
わずかな違いでも際立ってしまう可能性があります。


マスキングをして恐る恐るOOBマーク周辺に筆を走らせます。



うん、いい感じですね。

1回塗っただけではOBBマークを消すまで行きませんが、
マークの周囲はどこが既存の塗装と今回の新塗装か、境目が分からないほどマッチしています。


ちょっと離れて見てみると


うん、結構いい感じです。

このOBBが透けちゃう感じも、中古感があって逆にリアルかもしれませんね。

今回はこの上にインレタを貼りたいと思いますので、
できるだけ目立たなくなるよう、さらに上塗りをしようと思います。

一晩乾かして再塗装、また乾かして再塗装。


3回の上塗りでこんな感じになっています。



遠目から見ると完全にOBBロゴが消えていますね。

交通赤色の塗装は成功と言えるでしょう。



H-23塗料のラインナップにはスプレータイプもありましたし、
今後いろいろ遊べるのではないでしょうか。

例えば、旧塗装の客車を現代風の新塗装に変更したり、
日本は他国の車両をドイツ国鉄に移籍させた想定で塗装してみたり、
DB仕様のウソ電もたくさん作れそうですね!

ICE/ICカラーの白も用意すればICE/ICカラーにも塗り替えられますね。
ってことは、ICEカラーのN700系とかも作れちゃったり・・・?

妄想が膨らむ使い方です。


今回はここまで。
次は"悪だくみ"の全容が分かる"あるもの"が届いたら作業をしようと思います。


塗料の選定でアドバイスをいただきましたAkiraさんありがとうございます!