ニュルンベルグからは友人と別行動。

友人はフランクフルトへ。
私はハンブルグへ。

ケルンでの再合流まで一人旅です。

フランクフルト行のICEに乗車した友人を見送った後、
私は逆方向のICEでミュンヘンに戻り、
ホテルでスーツケースとピックアップ。

今夜の宿泊先に移動します。



今夜の宿泊先はコレ。

CityNightLine ハンブルグ-アルトナ行のCNL1286です。

実は寝台列車は国内外通じて初体験。

シティナイトラインは走るホテルといわれる豪華さと聞いて、
乗車を決意しました。

乗ったのはこの車両です。


2階建て車両のWALBm。(※私のシールだらけのトランクが・・・)
デラックス一等個室寝台、エコノミー二等個室寝台が設置されています。

私は1等のパスを持っていたので別途寝台料金で一等個室寝台に乗車しました。


内装はこんな感じ。↓

窓際にテーブルとイスがあり、
奥にはクローゼットと簡単な棚。
そして個人用のシャワールーム(洗面台・トイレ付)が完備。

反対側から見ると、

ベッドが奥にあります。(※私の派手なトランクが・・・)


一言で申し上げますと「ここ、住めます」


それだけ設備が揃っています。


感動のあまり部屋の写真を撮っていると、
既にミュンヘンを出発してしまいました。
※よって編成の写真を全く撮れていません 泣


早朝から活動していて、
CNLは22:10発と遅めだったため、シャワーを浴びて就寝しました。。。

数時間後に起きると、

ブレーメンに到着していました。

寝ている間に南ドイツから北ドイツに来てしまっていたのです。

ちょっと早めですが、朝食。


こんなしっかりした朝食を、部屋に運んできてくれます。
※パン食べ放題。

明るくなってきた車窓を眺めながら、ゆっくりと朝食をいただきました。
えっと、なんか優雅に書きましたが、ただガッついていただけです。はい。


到着までは車内を探検。

実はCNLの客車に関しては事前情報を全く持っておらず、
どんな車両なのか予備知識ゼロです。
もうタルゴは運用を終了しているし、
青色の車両に黄色くドデカイCNLロゴの入った車両はもう無いし、
そもそもDBの寝台車たるものを全く知らなかったので、
自分の乗車する車両WALBmを見た時のインパクトは相当でした。

ちなみに編成は、下記の6両。
WALBm + WALBm + Bvcmz + Bvcmz + Bvcmz + Bpm
あとは機関車と車運車1両という構成です。
食堂車のWRmは連結されていません。

ミュンヘン出発時にはベルリンへ向かう編成も併結されていましたが、
前述の通り編成を確認する時間も無く就寝中に切り離されてしまいました。
食堂車はこっちに連結されていたのかな?


朝8時ごろにハンブルグhbfに到着。


朝のハンブルグ駅は人が多いですね・・・。
頭端駅ではないためか、通勤ラッシュのせいか、発着本数が多く慌しい印象。
シティナイトラインのゆっくりした旅の感覚が一気に吹き飛ぶ。


日本と同様、ヨーロッパでも夜行寝台列車はどんどん需要が減り、
本数も少なくなっているそうです。
車内を歩いてみましたが、決して乗車数は多いとは言えませんでした。

無くなってしまわないうちに、また乗車できる機会を作りたいですね。


乗り鉄・撮り鉄な今回の旅ですが、
一番印象に残る列車だったと思います。