カツミ581系電車ですが、


先日の「【レストア】古いカツミの581系のモーター車モハネ580形を分解してみる」で、動力車580形のモーターの掃除をしたので、いよいよ試運転をしてみました。


ユニトラックのオーバルを組んでみます。曲線はR730です。

ワンルームにはかなり大きいレイアウトなので、床を片付けないと敷けません(笑)

パワーパックはKATOのパワーパックスタンダートSを使用。



早速、5両編成をレールに乗せて、発進・・・・・


あれ・・・?


あれれ・・・?



なんじゃこのノロノロ運転は・・・・



そして、



・・・・止まった。



ブレーカーが落ちた。。。


動画も撮ってみたのでご覧ください。



どうやら、旧式のモーター×2で電球のヘッドライト&室内照明完備の車両を走らせるには、

KATOのパワーパックスタンダードでは電力不足のようです。

マスコンレッドゾーンでやっとこ走り出しますが、すぐにブレーカーが落ちてしまいます。低速ノロノロ運転がやっとこ、というところですね。


パワーパックスタンダードSの出力は1Aです。

プラ製のHOゲージや、ブラス製でも最近のキャノンモーター搭載の車両であれば十分に機能します。

室内照明完備だとしても、最近はLED仕様で電力も食わないので賄えるのでしょう。


しかし、旧製品の581系はちょっと電力喰い虫のようです。


出力の強いパワーパックだと、コスミックの「HOゲージ用高出力型 パワーパック II (CP-273H) 」や天賞堂の「TS-1」などは3Aの高出力で余裕あります。


コスミック HOゲージ用高出力型 パワーパック II (CP-273H)



天賞堂 パワーパック TS-1



しかし、これらはどれも3万円近くする高額商品。

ちょっと手がません。。。


古いブラス製はお値打ちに手に入ることもある反面、こうしたインフラも揃えなければという難点もあると言うことです。


天賞堂のTS-1は以前から気になっていたので購入を検討しようかな、と思いつつ、私の運転インフラは基本的にDCC化を進めているため、アナログパワーパックへの投資はちょっと躊躇します。


うーん、せっかくの車両を活用したいし、ブラス製車両で遊ぶことには、今後のインフラ整備を検討しなおさなければならなそうです。


それでは。今日はこのへんで。